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2015.9.30 ツイッターから転載…去年の重陽の節句に鎌倉文学館講座室をお借りしての連続講座【鎌倉の歴史を楽しむ会】を始めたのでした。一年が経ちます。

9月8日
明日は重陽の節句。一年前の9月9日に鎌倉文学館講座室をお借りしての連続講座【鎌倉の歴史を楽しむ会】第一回をはじめたのでした。快晴で会場いっぱいの方が集まって下さり、鎌倉市長様からの祝電をはじめ多くの方に祝って頂き盛会でした。テーマは「鎌倉佐々目遺身院」でした。なのに明日は雨・・・ 。↓その日の会場のようすです。

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終わって打ち上げの会場に移動する途中、発掘調査をしていました。由比ヶ浜の前浜の発掘だそう。鎌倉文学館のすぐ傍の道です。鎌倉時代はこのあたりまで砂浜だったということ。

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鎌倉蝶。鎌倉にいる黒揚羽の総称。鎌倉では滅亡時に屍が累々と山積みになっており、土木工事などで人馬の骨が掘り出された跡に溜まった水を吸いに黒揚羽が群がるので鎌倉蝶と呼ぶようになったとか。写真は去年、笹目谷にて。

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第一回のテーマが佐々目遺身院だったので笹目谷を撮って歩いた時、ファインダーの中に突然入ってきた黒揚羽。たった一枚しか撮れなかったその一枚です。なにか佐々目遺身院の益性法親王が出迎えて下さったみたいで不思議だったと鎌倉の方に言ったら、それ、鎌倉蝶というのよと教えて下さったのでした。

9月9日
5時半頃、空の色がとても不思議でした。東南(東京湾方向)から発生してくる雲が発光しているのか黄色みがかっていて。雲の中では薄く虹ができかかったり消えたりしていました。6時過ぎには普通の色になりました。

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追記:地震発生。【9月12日5:49頃/東京湾M5.2/震度5弱】の前兆だったかもしれません。

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2015.9.30 ツイッターから転載…ジュンク堂書店吉祥寺店様に拙著『源氏物語と鎌倉』を置いて頂きました!

9月7日
嬉しいお知らせを書かせていただきます。拙著『源氏物語と鎌倉―「河内本源氏物語」に生きた人々―』を、ジュンク堂書店吉祥寺店に置いていただけることになりました。国文学のコーナーです。お立ち寄りの際にご覧になっていただけたら嬉しいです。

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『源氏物語と鎌倉』をジュンク堂書店吉祥寺店に置いて頂いた件ではたくさんRTして頂きありがとうございました。初めての方もいらして驚きました。感謝!です。こんな深夜、私には親しいいつもの時間、今一通り推敲して時頼の原稿の第一章を離れます。明日から第二章。書き改めの作業も順調です。

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2015.9.6 ツイッターから転載…北条時頼の原稿、タイトルを変えようかと。『源氏物語・陰の司令官北条時頼』に。

9月1日
たった今閃いたこと。『北条時頼と源氏物語』の原稿。わかりやすい文章に書き直す作業に入っているのだけれど、副題がないなあと思ってました。それが今「源氏物語・陰の司令官時頼」と。史料には出てこないけれど、原稿を書き進んでいたらそうとしか思えなくなってきました。

9月2日
源光行が育った六波羅の地。現存する平家の遺構として旧武田病院敷地内にあった積翠園のことを書いていて、そういえばどうなったかしらと検索。私が訪ねたのは2011年。その年の暮れに病院が閉鎖になりました。現在は工事中で外資系のホテルになるそう。庭園はもとのまま保存されたのでしょうか。

六波羅の積翠園。現存する重盛の小松邸跡というので訪ねました。中島もある回遊式の庭園。平安時代の庭園はゆったりしていいですね。舟遊びもできそうな広さでした。

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重盛邸跡という積翠園を書いているのですが、そういえばあの時鳥が前を横切って慌ててシャッターを押したのだけど上手く撮れなかったのがあったなあと。平家の公達が舞い降りたみたいと不思議な気がしたのでしたが改めて見たら縹色。アオサギでした。

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2016年完成予定フォーシーズンズホテル完成図を見ると優雅な平安風。「敷地内には800年の歴史を持つといわれる積翠園がありますが、ホテルの庭園として保存します」とのこと。宿泊しなくても見られるなら素敵。
http://www.kyoto2.jp/entry/2015/01/10/200028

外に出たら黄金色の雲が綺麗でした。ズームして撮ればよかった。

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詰まって気晴らしに吉祥寺。わかりやすい文章で書き直しているうちに、だんだん副題を昇格させて、タイトル自体を『源氏物語・陰の司令官北条時頼』にしたくなってきました。やっと主題が見えてきた気が。原稿は四苦八苦して最後まで書いてやっとということもある。(と、ひとり納得)

9月3日
鎌倉のある方からメールが。時頼と源氏物語の原稿第八章宗尊親王を読んで下さってのご感想。鎌倉文化の発掘、本当に有り難く感謝とありました。こういうふうに受け止めて下さる方がいらして、そういう方に巡り合えたから心強く進めていけます。こちらこそ感謝の朝です。陰の司令官時頼の章です。

9月4日
予定って重なるものですね。来週の鎌倉行き、久々で楽しみにしてたら別件でやはり鎌倉。こちらに行くしかないと思うけどいずれにしても鎌倉だからと楽しみに。なのに今朝の電話でついに鎌倉ではない予定が。やはりこちらに行くしかないと気持ちを切り替えつつ流れは今は比企・・・を確認。

9月5日
「以降」と書いて「それから」と書き直す…、先日仙覚についてコラムのような文章を書いてから何かが弾けてきています。今日それを読んで戴いた方からお葉書。「実にすっきりとしてよい文章」と。その方も現在ご執筆中で「一般の人に判るように編集の方から注文がついて」いるので参考になりましたと。

書き直し中の時頼と源氏物語の原稿、ようやく意識の深い扉が開き埋もれていた書くべき事柄が浮かび出てきました。ここに来るまでが大変。第一稿では書き飛ばしてました。二稿目になってやっと本質が見えてくるなんて。埋もれていたものはすでにこなれたものなので、気づきさえすれば書き進められます。

突然、第一章の書き直し作業終了。第一稿の書き飛ばしていた事項を埋めるのが大変でした。けれど、それをしてみるとあとは第一稿のままでいける。それで突然すとんと終了。呆気にとられました。埋める作業に二、三日四苦八苦していただけに。

9月6日
玉簾が咲きました。本当はじっくり向き合って撮りたいのだけれど今は無理でスナップショット。文章もじっくり繰り出してからいいものが書ける。写真も同じ。今もまだ向き合ってねばってようやくシャッターを押すスタジオ写真の世界に戻りたくなります。

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