2016.2.1 ツイッターから転載…古書で『源氏物語大成』を入手して!
1月20日
昨日、古書で『源氏物語大成』が届いて、こういう本が自分のものになるなんてと、しみじみ頁を繰って堪能しました。十年前にこういう入手の仕方を知っていたら図書館にコピーしに通わなくて済んだのに。コピーには当時の四苦八苦ぶりのマーカーの線がびっしり。本で読み返してみます。
鎌倉の源氏物語と、鎌倉の万葉集。古書で得た本たち。こういうご本が我が家にあることの奇跡。大切にします。
そういえば、大切な古書で思い出しました。夢窓疎石を書いていた時に得たご本。高幡不動尊の参道にある古書店で偶然みつけて。 
『源氏物語大成』図録篇。凄いです!この厚さの全ページがこのよう。源氏物語を読むにあたって必要なイメージ資料が網羅されています。源氏物語絵巻はもとより枕草子絵巻、年中行事、春日権現、信貴山、伴大納言。山水屏風、普賢菩薩像…。
今まで必要に応じて図書館でコピーしてたから図録篇の存在に気がつきませんでした。古書にあったので一緒に購入。頁を開いて圧倒されました。ちなみに研究篇はほぼ写本の歴史。私がコピーでもって活用させて頂いたのがこの巻です。資料篇には奥入や弘安源氏論議、原中最秘抄などが収められています。
◆もう二月なんですね。あっという間の一月でした。いろんなことがあって自分で自分が何をしていたかわからないくらい。昨日、そういえば箇条書きの記録代わりにつけている十年日記をつけてなかったと思い出し、開いたら、十二月の途中からもうつけ忘れてました。一月はまるまる。それを書き込んでいたら、こんなにこんなことをしてたんだ~、となりました。私的にいろいろあっても重要なのはまず原稿。小さな文章ですが、一月に入って、「タウンニュース鎌倉版コラム」を第二回から第四回までと、「比企万葉幻想つれづれ」と、「松下禅尼と『源氏物語』」を書いて送り、そのあいだにタウンニュース第二回が1月22日号に載りました。



