2016.4.21 ツイッターより転載…夏目漱石が参禅した鎌倉円覚寺塔頭帰源院に。そして建長寺禅研究会に。
4月21日
今日は円覚寺様に。山門です。
山門の脇の小径を、登ったところに円覚寺様塔頭の帰源院があります。夏目漱石が籠もって禅を学んだところです。
帰源院は拝観禁止なので門の外からお庭を撮らせて頂きました。紅い牡丹が目に艷やかでした。
紅い牡丹のアップ。今年は夏目漱石没後100年だそうです。神奈川県立近代文学館で記念展を開催中で、チケットを頂いたから、折角なら行く前に円覚寺様を訪ねておきたいと思ったのでした。
夏目漱石がたどったコース。右上が帰源院。左下の小径を下りると山門が見えます。
夏目漱石が見た山門のある光景。帰源院からの小径を下りきった所です。
今日の本来の目的は建長寺様。境内は牡丹が真っ盛りでした。
見事な牡丹ですが、今の吉田老師様がお好きで、京都の建仁寺から赴任されてから自らお植えになられたとか。周りの人は禅寺に華やかな牡丹なんてと半信半疑だったそうですが、咲いたらまさに中国の雰囲気で驚かれたそう。
紫の牡丹をもう一枚。ほんとうはもっとシックな薄紫なのですが…
今日は建長寺様の禅研究会。開山蘭渓道隆禅師のお像の修復に携わった方のお話を聴きました。今まで江戸期の修復で紅い漆を分厚く塗られていたのを剥がし、見事に製作当時の厳しいお方の風合いが。素人の私でも漆塗のお姿は異様でした。