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2018.1.9 ツイッターから転載…『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』のこと、タウンニュース鎌倉版コラム第23回を書きました、時政に戻りました、など

1月7日

おはようございます。昨日は私も初図書館。念願の年中行事絵巻を借りてきました。解説には後白河院と蓮華王院の文字が。楽しみです。他に目についたものとしてこの2冊。鎌倉禅研究会で学んでなければこの視点は開かれませんでした。つくづく学習も縁によって導かれるものだなあと思います。

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突然タウンニュース鎌倉版コラム第23回を書きました。調べるばかりしていても先に進まないのでもう執筆中の原稿に戻ろうと思った瞬間、コラムの冒頭が浮かんだのでした。これもきっと仙覚の小説にかかったらコラムを書いている場合でなくなるとの危惧からでしょう。宗尊親王の更迭について書きました。

 

幻日ができていたのですが、カメラを出しているあいだに雲が流れてなくなってしまいました。

 

1月8日

夢枕獏氏『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』拝読終わりました。あまりに広大な異質の世界に行って茫然自失。何も呟けません。映画がどうなるか、脚本がたのしみ。(解説では14年もかけての連載だったとか。そうだろうなという大変さと文体の変化でした)

 

(始まったばかりの大河ドラマに対するあるツイートに反応して) これって文章を書く時の基本と思う。大雑把な言い方になってしまうけど、リアリズム小説礼賛時代になってものごとの淵源を探る、見る、思考が薄くなっていると思います。リアリズムはあくまでも表層と思う。

 

なかなか淵源を探る、見る、文章に出逢わないから、逆に結構、読まないで済んで楽。その代わり、出逢った時にはのめりこみます。

 

建長寺FB様が鎌倉禅研究会FBページの新年のご挨拶と例会のお知らせをシェアして下さって、突然、リーチ数(ご覧下さった方の人数)がはねあがりました。感謝申し上げます。記事にも書きましたが新年の例会は来週木曜日、円覚寺様が会場です。ご参集、お待ち申し上げます。

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時政に戻りました。本当は中旬まで仙覚の原稿にかかるつもりだったのですが、年譜に拝読した論文からの事績を落としていたら、これはもう時政だ! と。治承三年の後白河院の蓮華王院・法住寺での修法は義仲調伏目的だったのですね。この時代を時政も運慶も生きた。運慶は法住寺合戦を見ていたことに。

 

法住寺合戦で武士が壁に仏画を貼って仏の力で義仲軍を討とうとしたことを嘲笑うような文章を見ましたが、私は『沙門空海唐唐の国にて鬼と宴す』を拝読した直後だから、唐で空海が対峙した道士の幻術の次元と変わらない気がして、この時代までそういう精神性が生きていたのを知りなんか感動。

 

『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』は一見寄り道に思えますが、深いところで慈雨となっています。

 

1月9日

ただいま《下弦》です

 

おはようございます。夢枕獏氏の『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』は長い連載だから書き進むなかで小説が動いてできた。映画はそれを原作にして脚本を作るわけだから当然テーマも登場人物も取捨選択・淘汰できて作品がまとまり完璧に。と、拝読した白楽天と映画予告での扱いの差が心を離れません。

 

仙覚の小説はもう何年も思考のなかで熟しているから最初から完璧な形態に仕上げたいな、とは夢。

借りてきてあった『源平盛衰記絵本をよむ』から、武士が築地に仏画をかけて義仲を迎え撃とうとした場面。ここに「戦仕度としてはかなりおかしい。愚か」のキャプションがありました。

 

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