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2018.5.11 ツイッターから転載…仙覚の小説覚書(122)最勝光院滋子さんと運慶の章を短編に仕立てたくなってきました&鎌倉禅研究会のことなど

5月8日

鎌倉禅研究会FBに、いいね、をして下さった方が200名になりました。ありがとうございます。10日(木)の5月例会、高橋慎一朗先生『鎌倉の歴史 谷戸めぐりのススメ』は反響が大きいです。

 

寒いですね。なので思い切り窓を開けて部屋の空気の入れ替えのついでに念を入れて掃除。冬の朝みたいな清々しい部屋になりました。

 

映画空海をまた観たいと時々思う。そんな時目に浮かぶのは空海が娼窟で踊る麗香の手をとってさり気なく誘導しつつ踊るところ。びっくりした麗香が時々ちらちらと空海を見上げたり振り返ったりしながら、それでも仕方なくさり気なく踊り続けるおかしさ。白い法衣の空海が優雅で、忘れられない場面です。

 

5月9日

おはようございます。まだ冒頭の一行が降りて来ないので運慶の章を書き出せないのですが、そのあいだに読めないでいたご論考が見つかったりして、たぶん新しい展開が準備されているのだと思う。ここだけ回想録でなく劇中劇のような掌編に仕立てたく思っているのですが、ふっと源氏物語的に! と。

 

と、呟いたら、運慶の章を飛び越えて、それを受けた時政の章の冒頭が湧いてしまいました笑。( あえて書き分けていますが、降りてくると、湧くは、作品における文体の質が決定的に違います )

 

昔、野坂昭如さんが誰か別の作家の文体をそっくり真似て小説を書くのが天才的に上手いと読んだ記憶があるのだけれど、こんな時のために源氏物語を筆写して文体のエッセンスを身につけておけばよかった……などと( こういう時に浮かぶのは必ず冬の霜夜の月光の一文……)

 

ついさっきTVで山辺の道散歩で長岳寺さんを。東博で拝観した阿弥陀三尊像の本堂に納まった本来のお姿を観ることができました。運慶と最勝光院滋子さんの章がだんだん劇中劇では収まらず短編になっていく予感が。そうした方がいいかも。というのは、そうした方が仙覚さんが進むかも。

 

5月10日

おはようございます。寒い朝。さっき突然、短編のタイトルが浮かびました。このことをメモ的に記念にツイート。いつもは書き終わる寸前くらいになって決まるのですが、今回のは仙覚の小説のなかで存分に熟していたからと思います。

 

雨に濡れる仏殿@建長寺様 鎌倉でも時々稲光

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会が終わって部屋を出たら眩しい陽射しにびっくり。雷雨に土砂降りだったのに。今は打ち上げもお開きになって一人珈琲。帰りの建長寺様では雨に洗われた緑の境内がはつらつと輝くようでした。とっても、よかった。

 

最後に突然、では谷戸を書いて苦労している織田さんに、何か質問ありますかと指名されて、打ち上げの席ででもお訊ねしようと思っていた疑問が吹っ飛んで、「頭のなかが真っ白になる」という経験をはじめてしました笑。今まで講演で緊張したこと等なかったのに核心ど真ん中の直球には心を乱されました。

 

そういえば昨夜毛利久氏「法金剛院の造立と阿弥陀如来像について(間違ってたら済みません)」を拝読。法金剛院がより身近に感じられてきました。ここにはかつて3つ阿弥陀堂があって、今本堂に祀られている阿弥陀像がほんとうに従来いわれているような由来かのご論。私は納得。

 

今日の一枚@建長寺様 帰ろうと通用門を出て振り返って見た山門の清々しさ。土砂降りで塵がすっかり洗い流され、そこに射した西日で神々しいくらいに綺麗でした。

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昨日広尾の図書館で玉葉と吉記の最勝光院の条をコピーしてきたのですが、目を通したいのにできずにいて、やっと今それをしています。玉葉は落慶供養、吉記は修二会。どちらも詳細な事実の羅列。目を通すだけでは把握できないので筆写してみようと思う。それにしても両者のこんな翻刻本があるなんて。

 

谷戸は、経時の墳墓堂の笹目谷にはじまり、教定の泉谷、為相の藤谷、叡尊の清涼寺谷、仙覚の比企谷、時政の弁谷と、一人で熱中してかなり回った。谷戸のご本ができて拝読したら私にはもう谷戸は遠い過去。こうしてまとめて頂いた以上心置きなく離れられると思いました。私なりの思いは封印します。

 

5月11日

おはようございます。鎌倉禅研究会8月例会に第一講を担当させて頂くのですが、昨日ある方に第ニ講は誰?と問われ、◯◯先生とお答えしたらその方が絶句。前にも同様に絶句されたことがあり、私は禅の世界の人でないから怖いもの知らずですが、なんかこのプログラムは作った方の陰謀?となっています笑

 

映画空海の反応。TLで高野山でご婦人が怒ってらしたと読んだのですが、昨日の禅研究会でもガッカリしたというご感想。私はもっともっと何度でも観たいというほど惹かれていて、宗教の世界の人と文学者の精神構造の違いを思います。禅研究会にいても私は「今悟る訳にいかない」と必死に抗っています笑

 

文学者は危険な匂いに惹かれ、宗教者は危険を回避する術を追うのだから違って当然。昨日、帰りの車内でちょうど会である方に頂いた岡野嘉夫絵・田辺聖子文の絵草子源氏物語を読もうとパラパラ見て、女三宮の一連を読んでしまいました。これぞ文学と堪能したのでした。その方によく源氏物語を頂きます。

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