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2018.7.10 ツイッターから転載…物語論を離れます&七夕に親行を思う

7月7日

図書館にジュネット『物語のディスクール』を借りに行きたいのだけれど まだ出るのは不安だから休んで 今日は一日橋本陽介先生『ナラトロジー入門 プロップからジュネットまでの物語論』を拝読することに 昨夜読み出したら文学とは何か みたいな問題が 今までの文学論と違う場所で語られていて楽しそう

 

こういう日に(豪雨による西日本各地の川の氾濫)七夕とはと思いつつ 毎年この日に呟いていることを 「七夕は鎌倉の源氏物語の日」 鎌倉でできた源氏物語の写本「河内本源氏物語」を源親行が完成させた日です 親行はその後も校合を続けながら 七月七日にこだわって日付を変えませんでした それは七月七日長生殿の長恨歌を踏まえていたから

 

私が鎌倉の源氏物語普及活動に入った当初 この七夕は鎌倉の源氏物語の日をキャッチフレーズに 鎌倉で文化講演会などの催しを定着させるのが夢でした でも一個人の力ではまだ叶わなくて しかも鎌倉は源氏物語を無視してもいいくらいに歴史も趣味文化も多彩 世界に冠する源氏物語なのにと思います

 

こういう日に七夕とはと思いつつと呟いた鎌倉の源氏物語 呟いたお蔭で火がつきました 21日の講演 これを核にお話します いい加減鎌倉の人の心に届かないからと内心腐っていました 仙覚は誰かの問題に気がいったのをいいことに 鎌倉の源氏物語は諦め気分 でも今回の講演でまた訴えてみます

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添付の一文は以前は講演の度に資料として配布させて頂いていました 内心腐って(笑)最近は止めていたのですが 今回配布させて頂きます 鎌倉の方も 私が主導して動けばお手伝いしますよと仰って下さるのですが 執筆があるから無理 起動力ある方の出現を待つか 仙覚の小説が世に出るのを待つか

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物語論でつらつら仙覚の原稿に戻りたい気分になりつつ どうしてこんなに執筆から離れてしまったのだろう と昨夜考えたら 時政!が原因でした 時政を調べたところからどんどんそれて・・・ 講演が終わったら原点回帰します

 

大変な災害の只中での源氏物語ツイートは申し訳なく思うのですが 「河内本源氏物語」を成した源光行も 源平の争乱で仕えていた平家が滅びて鎌倉に下った人 人の世の苦しみを乗り越えて源氏物語の校訂に生涯をささげました 世情が大変な時こそ心の安寧に源氏物語 そんなことを講演でお話しています

 

七夕の日の夜空 白い霧のような雲がかかっていて 少しだけ覗いた空に二つだけ星が見えました 天の川ではないから違うけど 織姫彦星 と思って室内に 今も続く災害への危険 早く無事に収束しますように

 

『ナラトロジー入門 プロップからジュネットまでの物語論』を拝読し終わり 思ったのは 書いていて 私が疑問を抱いてわからなくなった部分 考えるほどにわからなくなっていく部分が 物語論の各執筆者さんたちの思考の論点で それはまだ正解というものは出ていないということ それはそうですよね 

 

読み終わってわかりました 文学というものは自分の力で生成するものだから ある一つの思考の枠組みで括られるものではなく 決定打と思う理論の出現のそばからはみ出ていくものがある 私がわからなくなった部分というのがそれで そうしてそれはそれでいいのだという気がしてきました

 

中で これだ! と思った理論は 私の実体験的に ハンブルガーの「物語の機能」 以下引用「ハンブルガーによれば、テクストを生み出すのはあくまでも『物語の機能』である。一人称物語の場合にも、実際に言葉を生み出しているのは『物語の機能』であり、それは一人称の語り手の背後にある。」

 

7月8日

神々しいまでの朝焼けでした 東の空です 雲の架橋は小笠原諸島方向―東北

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部分のアップです

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西の空 駿河湾方向からの雲がレリーフ状の立体感をもっていました

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なんかすっきり 昨夜物語論を拝読し終わって 失われたを分析したというジュネット『物語のディスクール』は まだ図書館に行かれる体調でないのと ハンブルガーの「物語の機能」論をみつけたのとで お預け 結局物語論の問題は 物語にとっての語り手は誰なのか どこにあるのかに尽きる話と思う

 

書いていて これは小説内の人物が語っている描写なのに いつかしら書いている私自身の思いに重なっていることがあり それを文体としてどう処理するか 一般の小説では結構紛れているのに疑問がられてないけど だからそのままでいいようだけど 書いていてどんどんわからなくなっていったのでした

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