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2018.7.3 ツイッターから転載…物語論のこと&鎌倉禅研究会の高橋秀栄先生「入宋僧円種」

6月28日

おはようございます 昨日体調が悪かったから 今日出てこられるかの杞憂で必死に休みました なんとか車中 道中のお供は橋本陽介先生『ノーベル文学賞を読む』 このご本 『百年の孤独』はもちろんいいのですが 最初のエリアス・カネッティ『眩暈』が絶品 とにかく読んで見たくなりました

 

今日は車窓から見る雲が怪しい レンズ雲になりそうな立体感ある雲があちこちに じつは昨夕もそうでした 成田で飛行機が引き返すほどの強風だったし 要注意な気がするのだけれど

 

橋本陽介先生『ノーベル文学賞を読む』より 第四章【トニ・モリスン「黒人」「女性」作家】の締め 「こうした文体はリズム命のところがあるので、できれば最終章だけでも英語で読みたい。圧巻である」と揚られたその最終章の文章(訳文) 圧巻過ぎて唸ってしまいました こういう文学を読みたかった

 

鎌倉で満月を見ています

 

6月29日

おはようございます 昨夜は少々お酒が入ったから帰宅して早々に就寝 起きてTLを遡って見て そうだったのか~という案件に遭遇 私が遠ざかっていた時期を埋めていたことが もしかしたら崩れはじめている 世のなかはあまりに慢心すると 腐敗すると その飽和から崩れていく のは真理なのだけれど

 

昨日の建長寺様を少し連投させて頂きます (その一)三門前の紫陽花

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その(二)鐘楼と紫陽花

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その(三)仏殿と紫陽花 紫陽花はそろそろ見頃が終わりかけていましたが、風情は厳格な修行のお寺の建長寺様にぴったりでした

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その(四)蓮の花が咲き初めていました

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TLに崩壊への臨界点という言葉 今朝の案件は個人的なことで でももう一件同じようなことがあったから呟いたのだけれど それと今の情勢と全部絡めて虚飾がまかりとおっていた時代だったのかも と思う それは虚飾を許していた時代だったともいえる 真摯な時代に戻ったらいい

 

権力の怖さは仙覚が一番知っている 虚飾を生み出した権力がはびこっているあいだは弱者は無力 仙覚の小説の原点

 

昨日の鎌倉禅研究会 元金沢文庫長高橋秀栄先生「入宋僧円種」は 北条実時愛に溢れたお話 円種は称名寺の梵鐘に名を残すくらいしか知らなかったけど 宋版一切経に訓点をつけていて そんなことを個人がしたくてできるわけがないから 時の長老審海に銘じられてしたのだろう しかし いくら長老でも

 

そんな大それたことを個人の判断でできるわけがないから それはもう檀越の北条実時が指示したに違いない 全国に数ある宋版一切経で訓点をつけているのは称名寺のだけ そうやって学問の寺としての称名寺(金沢文庫)ができた それは円種のような僧を抱えていたから

 

宋版一切経に書き込むなんて とんでもないことのようです 宋版一切経とは「仏法興隆に不可欠の法宝で『三蔵聖教・五〇四八巻』とも別称された」

 

北条実時は僧定舜を入宋させ 宋版一切経を二組招来しているんですよね その一組が現在の金沢文庫に残るもので 円種が訓点をつけたもの あとの一組は 叡尊に贈って 現在は西大寺にあります

 

一緒に請来された二組の宋版一切経さん 称名寺に残されたものには訓点がつけられて いろんな人が学問寺である称名寺を訪れて学べるようになり 西大寺に行ったものは 大切に崇められたけど 収められたままになったのね〜 と なんか親近感をもってしまいました

 

(実時が贈った宋版一切経は焼失して、いま西大寺にある一切経はほぼ元・普寧寺版のはずではとのご教示を頂いて)ということは さらに 実時が請来した二組の宋版一切経の運命は違って 金沢文庫に残った一組は円種の訓点をつけられ 人の役にたって世に残り もう一組は火災で焼失 実時は二度も火災にあって蔵書を失っているから 称名寺の経蔵は金堂や講堂と離れた草むらにぽつんと建つ その配慮の結果ですね

 

7月と8月の講演をお知らせしたら 貴方も忙しいわね と鎌倉の方に 私の頭のなかは仙覚さんの小説と寺院揺曳の校正でいっぱいだから ?と 一瞬なにをいわれたのかわからず ああ 見た目にはそう見えるんだ〜と Twitterを見てられない方には 私の本当のすがたがわからないんだ〜 と認識

 

月が明るくかがやいていますが 左下に見える赤い星は火星でしょうか 昨夜の満月は鎌倉で見ましたが 地元に帰っての道すがら月暈がかかって綺麗でした 十六夜の月の今夜は雲がなくくっきり 皓皓と照っています

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