2018.8.31 ツイッターから転載…解釈学会参加その後
8月27日
おはようございます 昨日の午後は 発表のあと 赤い鳥創刊100年記念のミニシンポでした 赤い鳥 漠然としか意識してなかったけど 唱歌に対して 芸術味の豊かな 子供の美し空想や純な情緒を傷つけないで優しく育むような歌をの理念のもとで創られたと それで童話に対する童謡と命名したそう
この冊子を含めて 貴重な資料をたくさん頂きました 私には猫に小判なので どなたか貰ってくださらないかを 考えています
こういう資料です
もしもし亀よ の石原和三郎と 海は広いな の井上武士は 学会会場だった群馬大学荒牧キャンパスに 共に歌碑があるお二人 そういうゆかりの大学での赤い鳥創刊100年記念シンポでした
それにしても 昨日のあの巨大な雷雲の発生はどこなんだろう これだけツイートに流れてきても それを特定する地域が見当たらない
積乱雲で検索して 地名がわかる方の投稿をRTさせて頂きました 古河市とか その辺りの発生でいいのかしら 群馬大学正門前で見た方向のようだし
でも あの積乱雲 巨大過ぎるし 中での雷の発生も異常だし 自然にはこういうこともある みたいな言い方で済まされるものでない気がするのですが
積乱雲が気になって 思いの外 時間をとってしまいました
昨日ほどの遠出だと 必ず目眩でダウンしていたのだけれど 今朝はそんな気がしない はっきり覚えているのだけれど 最初にこの現象が起きたのは埼玉の博物館に行った翌日 その時肩に食い込む荷物のせいと思い 以来荷物ばかり気にしていました 昨夜の帰り 夜道を歩きながら あれはもしかして悪い
予感からだったのかもと 会場にこられるはずの方が見えなくて でもそれを危ないとは捉えなかったのだけれど 実はたぶん危なさを神経が感じていた 最近 身体の不調が心配事からだったとわかり それを精神的に克服して強くなったから あの時の原因がその悪い予兆だったのかと思い当たったのでした
鎌倉の源氏物語も 比企の万葉集も ここにくるまでそれは多くの方のお力添えを頂いたけれど やはりここにくるまでそれ相応の軋轢はあったし葛藤もした 社会に不慣れなあいだは翻弄されるばかりで大変でした でも今はしっかり結実してきたし 私自身が落ち着いて そんな時に思い出して納得しました
8月28日
おはようございます 昨夜はiPadで中野幸一先生訳『紫式部日記』を 紙の本の原文では何度か目を通しているし 解説の現代語訳も その度に何度も戻ったり確かめたり進まなかった なのにこのタブレットで読む紫式部日記は全然違う すらすらスクロールして進む 中野先生の正訳がとても自然だから?
紙の本はとても好きです 紙自体が好きだし 料紙への憧憬はもう大変 なのにタブレット読書に違和感がないのは 私が生れたときから身近にあった写真機材で機械に馴染んでいるからかなあ など思います
ふっと 実朝に関する碑を調べたら 全国に20基 神奈川県下では鎌倉市に9基 秦野市に2基 その内 鎌倉における歌碑は5基で 鎌倉国宝館に2基 商工会議所に1基 鎌倉文学館に1基 長谷の海浜公園に1基 鎌倉文学館のしか写真がないから 行って撮ってこようかと
鎌倉文学館の歌碑 撮っていると思って探したら 添付の一枚にちょこっと写りこんでいるだけ これでは使えないから 結局5碑全部撮りに行くしかないことに 疲労がそう溜まらなくなったから 動けるかも(そうありたい!)
鎌倉市の実朝の歌碑 国宝館「山はさけうみはあせなむ世なりとも君にふた心わがあらめやも」「風さわぐをちの外山に雲晴れて桜にくもる春の世の月」 商工会議所「箱根路をわが越えくれば伊豆の海や沖の小島に波のよる見ゆ」 鎌倉文学館「大海の磯もとどろによする波われてくだけてさけて散るかも」
鎌倉海浜公園「世の中は常にもがもな渚こぐ海女の小舟の綱手かなしも」
学会でお会いした先生に 貴方は文芸と歴史とのかかわりに研究の視点がおありのようですね と言って頂きました 実朝についてなんて書けない と思っていましたが 歴史とのかかわりは私しか書けない の気持ちに変わりました ここのところの時政研究を経て それ以前の光行研究があって
ここにユベール・ロベールがありました! スワン家のほうへⅠ 祖母が話者の主人公に与えた絵の複製写真 コローとターナーに混じって三人の一人 ユベール・ロベールだけ知らなかったのをTLで高遠先生に教えて頂いて 西美展で堪能したのでした
西美展で買ったクリアファイル 愛用してすでにくちゃくちゃ でもずっと持って歩いています コローとターナーとユベール・ロベール 好きです!
RTさせて頂いて そうね 私も深謝の思いを発すべきなのだけれど と思いながら 私自身がまだ到達しきっていないから 恐縮だけどお預け 深い思いはたくさんあります 今日は新潮社さんの漢字講座 今終わって 新字体と旧字体 難しかったから帰って復習 こういう講座があることに まず深謝です
帰りの車内 今までは歴史みたいな概略だったから物見遊山気分で楽しかったけど 今日は新旧の字体で漢字の個々の話 しっかり理解したいと思うから 気持ちがしんと鎮まってます こういうことを聴きたかったんだ! と
円城塔氏『文字渦』は新潮社さんだったんですね TLで見てこれは校閲が大変!と目を丸くしていました 漢字講座の開始早々 講師の先生が持ってらして やはりここの校閲室でされたそう 評判良くて三刷ですって ネットで見られるそうだから ご覧になって下さい 見てのお楽しみです