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2019.4.4 突然ですが夏に学会で研究発表をすることにしました。

ご無沙汰していました。いろいろあって。経緯を書かせて頂きますね。

ある方から、『尾州家河内本源氏物語』と同じサイズの古筆切があると教えて頂きました。その方は古筆切を蒐集されていて、私が『尾州家河内本源氏物語』の研究をしているのをご存じだったから。

古筆切というのは、古の写本の頁を半分とか三分の一とかに切り取って、その小さな一枚を販売・蒐集する世界です。なので、今はもう現存しない物語が古筆切にはあって、それが国文学者さんの研究の対象に、というようなこともある不思議な世界です。なにより、「古筆」の筆跡が美しい! ほれぼれします。その古筆切をスクラップ帳のように張って冊子にしたのが手鏡です。展覧会でよく拝見します。

その方とのメールのやりとりの中で鶴見大学に「金沢文庫切万葉集」というのがあると知り、金沢文庫は私の歴史研究の原点・出発点ですから関心を持ってそのサイトを拝見しました。

そこにはカラー版のその古筆切と解説があり、解説のなかに「切」という断簡でなく、「本」という刊本の『金沢文庫本万葉集』が、冷泉家時雨亭叢書にあると書かれていました。それで図書館に行って冷泉家時雨亭叢書を借りてきました。

そうしたら、なんと、もしかして? というような『尾州家河内本源氏物語』に結び付きそうな気配がそこにありました。興奮して、これは何とかしなければ!と思い、でもまだ論文を書くほどには資料が足りない、それをしている時間は仙覚さんの小説にかかっている以上、私にはない、と悩んだ挙句、「そうだ、研究発表しよう」と思いついたのでした。発表なら、少しの梗概で済みますし、時間がかかりません。

それで、古筆切を教えて下さった方にその旨をお伝えし判断を仰ぎました。

その方からすぐに、「発表する価値はあると思います」とのお返事を頂きました。

というわけで、昨日から、その発表のための準備にとりかかっています。といっても、まだ資料をコピーするなどの段階ですが。

研究発表のための応募の締切が今月の中旬なので、それまでに見解をまとめなくてはならなくなり、急にうかうかしていられなくなりました。

(校正なしでアップさせて頂きます。済みません)

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