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2019.9.13 ツイッターから転載…日々雑感、「白拍子の風」を見直しているといろいろ思うこと多いです

9月11日

どう見ても首都圏直撃 しかも専門の気象家さんたちが前代未聞の危険注意を呼びかけていた今回の台風 それに対しての備えが成田を始め びっくりするくらいできてなかったなんて これがまさか現実? と唖然 賢さってどこへ行ってしまったのでしょう とTLを追いながら暗澹としています

 

こんな時ですが 私個人の問題として やはり今は今後の地盤固めに邁進 白拍子の風に没頭していたら忘れそうなのでメモとして呟きを 鎌倉ペンクラブでの仙覚さんの講演は11月9日で それは仙覚さんの動向からみる京・鎌倉の文化交流としたのだけれど 今までと全く違う視点だからパワポを早めに始めないと

 

と呟いたら 突然 仙覚さん気分が開けました 白拍子にすっかり埋没してたのに

 

久々に会った妹は金融業界夫婦 なので私よりずっと社会を知っています 半沢直樹の世界?と聞いたらニコニコとまさにそう と そして これだけ潰しにかかる世の中で私がよく潰れないでやってきてると思う なんて言われてしまいました 最初の頃は同情してくれてたのにと肩透かしをくらった感です笑

 

でもね と言ったのですが それは源氏物語も万葉集も本物だからよ 本物は絶対潰れないのと それが私の信念です

 

9月12日

おはようございます ブログを更新しました 件名は『白拍子の風』はわたしの「見出された時」になりました 2001年5月に完を打った原稿だから18年前の作品 それを読み返していると ああ 私は今自分を取り戻してきているという気持ちが強いです 文学者はこうやって自己を確立していくんですね

 

白拍子の風より:童舞を統べるには、選りすぐるだけの多くの稚児を身内に抱えていなければなりませんが、摂関の貴族の出でいられる慈円さまは、容易にそれがおできになる立場にいられました←慈円が童舞を統率されていたので、『明月記研究』所収の童舞に関する土谷恵先生のご論考を夢中で拝読しました

 

18年前のあの頃はまだTwitterがなかったから(してなかったから?)、童舞を描いていても読者の方にどれくらいイメージして頂けるか見当もつかなかったのに、Twitterを始めたら若い平安クラスタさんの多いこと! ビックリしつつTLを楽しみに拝見させて頂いています 写真は勧修寺さまにて

 

気持ち という表記 私たちが習ったころは「ち」は要らなかったと思うのに いつのまにか付くようになって 最初は抵抗して付けずに書いていたけど 慣れてきたから今度は無いと ん? と迷う 白拍子の原稿にはまだ付いてない こういう迷いを払いたくて新潮社漢字講座を受講したのだけど

 

こんなこと書いていたんだあと感慨 白拍子より 「それにね、こういう境涯だから、いつのまにか耐えることが苦しみばかりでなく喜びにもなってしまったの。苦しみが深ければ深いほど喜びも深いわ」

 

今よりこれを書いていた時のほうが はるかに精神性が高かった気がする 歴史をやっているあいだに精神の深みを離れ表面的になってしまった 鎌倉の源氏物語で闘っていた殺伐とした日々 それをこんなふうな感慨で思う日も来るのでしょうか

 

ほのかに香るセイヨウニンジンボク 台風で倒れそうになって伐った枝 束ねて机上に置いてあるのですが爽やかないい香りがします チェストツリーという精神安定剤になるんですよね さすがです

 

やっとこの時間に良い体調で起きています 片付けものが済んだら仮寝して 日付が変わってから起きて机に向かうのが私には体調としていいサイクルなのですが ここのところそれができなくて疲れが溜まっていました 今夜は早々に家族に宣言して寝て起きて片付けものをして 今から自分の時間 久々に快調です

 

それで今TLもチェックし終わったのですが 思いがけないご助言を頂いていたり びっくりしつつ ありがたいなあと 割と独りで孤独感に耐えている感じで暮らしているのですが そうではないような… 自覚がないというか認識が遅いというか 愚かで済みません

 

そういえば と気づきました 鎌倉の源氏物語の活動中のツイッターは私には闘いの場でした 鎌倉の源氏物語として河内本源氏物語があるのですが 私は人文系の出身でないから 鎌倉に! 源氏物語が! と感動して それを鎌倉市民の方に普及する活動を始めたんですね 市民の方もびっくりされ感動されて輪が広

 

がりました そうしたら専門家さんたちから攻撃されて 河内本源氏物語があることなんかみんな知ってると 学者さん方は周知でも一般市民の方がご存知ないから 私はそれをお伝えする役割と思ってしていたのですが TLで お前は何だ! とか 監視してやる とか… この夏に研究発表をしたのを最後に私は鎌倉の

 

源氏物語活動からも離れる覚悟をしたのですが そんな最近まで 私にはこのTLの場が敵に監視されている緊張感の中にありました 文学に戻って 白拍子の原稿で自分を取り戻しつつある今だから「敵」を感じずに温かい感じで受け入れて頂ける土壌に 私が変わったから 関係も変わってきてるのかも

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