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2022.1.15 華鏡第一部『紫文幻想―紫式部の生涯と源氏物語』をKindle出版することにしました

更新が滞ってばかりで済みません。仙覚の小説として『華鏡』に取り組んでいるのですが、構成についていろいろ思うことあり、日々進展し、の状態で、何が確実に決定かわからない毎日です。一応、三部作の見通しがたち、第三部『万葉幻想―仙覚の生涯と万葉集』を書き進めていたのですが、これも日々新たなことが見えてきて、それを書くためにまた調査が始まりという状態で、これではいつ完成するかおぼつかないし、何よりせっかく完成している『紫文幻想―紫式部の生涯と源氏物語』をいつ世に送り出せるか心配になってきました。

それで考えて、華鏡第一部『紫文幻想―紫式部の生涯と源氏物語』を三部作として完成するより先にKindle出版することにしました。『竹御所 ~花、萎れるままに~』は電子書籍ですが、その後Amazonで紙書籍もいっしょに出せるシステムができましたので、『紫文幻想』は電子書籍と紙書籍の両方をいっしょに刊行することにしました。それで、今はその本文の推敲にとりかかっています。

私の刊行物の基地として作ったFacebookページ【光藝社写真部】ですが、『竹御所 ~花、萎れるままに~』までの出版物と、今後刊行予定の原稿を網羅して載せてあります。いわば私の著作の全記録です。ここに『紫文幻想―紫式部の生涯と源氏物語』を早く加えたいのですが、ここにくるまでほんとうにいろいろ葛藤がありました。電子書籍なんて人にどう思われるかとか、他人の手の校閲を経ていない出版物なんてと蔑まされるだろう、などの思いはほんとうにわたしに深く巣くっていました。

が、それも抜けました。わたしが書いているのは、また、わたしが研究発表したことは、日本の文化の根幹として貴重なことばかりです。というのもどこにも所属せず、どなたの学恩を受けてでの研究でもないので、自由に研究できるし、眼の張り巡らし方も従来の研究者さんと違う視点です。いわばどなたも書いていない世界。それが世に出せないままに終わりたくありません。所属がなく、どなたかの助けもなく、独りで書き進め、それゆえにかえって孤立したり無視されたりの現状を打破するために独り出版社【光藝社写真部】を立ち上げたのでした。

いつかの将来、学閥とか所属とか有名無名などの障壁がとりはらわれて純粋無垢に【光藝社写真部】が屹立したとき、ここに残っている私の出版物が世の皆様に役立つようにと思います。権威が横行する今の世の先を見据えての刊行です。

昨日、それまで忸怩としていて載せられなかった【光藝社写真部】のプロフィール写真を載せることができました。なぜか突然長かった無明の闇を抜けて気持ちがすっとしたからです。十年前の鎌倉ではじめて講演をした時に撮って頂いた写真です。鎌倉の方に鎌倉にも『源氏物語』の文化があったということをお伝えするのだと気概に燃えていた凛とした写真です。それから十年、鎌倉で活動して社会の波にもまれ、すっかり当時の自分を見失っていました。その無明の闇を抜けて、今私は当初の気概を取り戻し、『紫文幻想』に取り組んでいます。

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