2024.7.8 Twitterから転載……池田弥三郎氏鼎談集『源氏物語を読む』を拝読しつつ、都知事選の経緯を見守り、落胆もあったけど新しい民主主義の芽生えを感じた一週間でした
7月1日
天皇皇后両陛下のご訪英で本物の力という威力に打たれて過ごしました そうしたらもう他になにも要らないという境地になり光る君へもスルーして悔いることなくまだ浸っています これまでどんなに日本という国が紛い物文化を押し付けられ仕切られていたか やっと日本国民全員の方が気づいたんですよね
写真は2008年@宇治市源氏物語ミュージアム 源氏物語千年紀の年に訪ねました 源氏物語こそ本物の文学 私はそう思います 光る君へではやっと中宮彰子様が入内されたようですね 私は先週と今週そして来週は都議選で休みなので三週つづけて見ないことになる だから14日に見る時は新鮮でしょう
ご訪英で心に焼き付けられて終生残るでしょう二枚のお写真 私にとっての生涯の記念です いろいろととにかくすべてのことに感謝申し上げます
【240頭の馬によるパレードのお写真】
【オックスフォード大学でに皇后陛下名誉法学博士号授与式】
池田弥三郎先生鼎談『源氏物語を読む』で池田先生のお話 折口信夫先生が実践で下田歌子先生が源氏物語を講義しているからと聴きに行かれたと 下田歌子先生は母校の祖 私は高校で離れたけど大学の入口に銅像があって見ると誇らしくそんなことも源氏物語に馴染むきっかけだったのでしょうね
源氏物語はある種環境によるものが大きい気がする あさきゆめみしが出るまでは 下田歌子先生は宮中に出仕されていた方だから源氏物語の読みが我々と違うと折口先生も言われてたと 岩佐美代子先生も宮様のご学友として仕えられていたから岩佐先生ならではのお教えがありました
池田弥三郎先生『戦争中に万葉集を無理に押しつけられた。それでなにか万葉に対する距離感があって、それが源氏に向っていった。なにかそんな一帯の空気を感じました』←なにかすとんと腑に落ちました 一律に二大古典とばかり思っていてもなにかひっかがっていて
池田弥三郎先生の鼎談『源氏物語を読む』をしばらく拝読しようと思うのですが古い出版物は字が小さくてぎっしり とても気楽に読める状態でなく今夜はルーペを出してきました それでも目に負担 全然進みません(泣)
すべて華鏡をどう進めようかとの中での拝読 華鏡は最初仙覚の小説でした が 鎌倉殿の13人で時代が被るため逡巡の果て源氏物語に気持ちを移しました そうしたら今度は光る君へ また被ってどう私なりの源氏物語を書くか彷徨っていましたが昨今の回を見ていて思う事ありで気持ちが固まってきています
考えてみると鎌倉殿の13人がなかったらこんなに迷うことなく仙覚の小説は書けていたかも 書く書くと宣言しながらなんて時間がかかるのと呆れられて支援して下さってきた方も離れてられる 源氏物語に気持ちが移って紫文幻想を書いたけど光る君へで思いをさらに掘り起こされて華鏡になります
7月2日
【七夕は鎌倉の源氏物語の日】 このキャッチフレーズで鎌倉で活動してきて毎年七月に入ると源親行の「河内本源氏物語」完成の職語をツイートするのだけれど 今年は七夕は都知事選蓮舫さんの日でTLを追うので精一杯蓮舫さんに心から勝って欲しいです 親行の「河内本源氏物語」については選挙後に
7月3日
池田弥三郎氏鼎談『源氏物語を読む』を拝読中 折口信夫は源氏物語は逐一全部読む必要ないと言ってられたそう 例えば桐壺巻で壺前栽のところが終わるとぷつっと切ってもうこれで後はいいと で 壺前栽のところってどこかしらと見たら靭負命婦が宮中に帰ったあとの帝の様子で楊貴妃の話も出る所でした
池田弥三郎先生が紹介されている折口信夫の源氏物語は全部読まなくていい あるところまでいったらぷっつり切って次の巻に進む論 面白いと思いました 読んでいて結構しんどくなる各巻の後半 我慢して読んでいたのですが今度読み飛ばしてみようかしら笑
7月4日
池田弥三郎氏鼎談『源氏物語を読む』で藤壺に関する文章がそれまでと違って居ずまいを正したような張り詰めた文体に変わっている。帝の妃を過つということを思い切って書くのは作者にとっても大変な問題だったのではないかとあり 若紫巻の該当部分を読んでみました こういう読み方をしてませんでした
これ 単に物語的に帝の妃との密通という事を書くのにそんなに緊張するものかしら とふと思う 現実に生きたモデルとしての藤壺宮が想定されていたなら と 一般に言われている藤壺宮のモデルってどなただったでしょう 彰子 という説も読んだことありますが
追記 でも私が書くとしても彰子中宮の事ではないのに彰子中宮の事と思われやしないかと緊張すると思う 引き締まった文体というのはそういう心遣いなのでは
7月5日
池田弥三郎氏鼎談『源氏物語を読む』に宇津保物語についてあって 読んでいてほんとうにつまらない べたべたと日常的なことを書いていると 前後を通して出てくる断然すぐれた一人の男がいない 仲忠では役不足 第一仲忠は出世してやっと中納言 中納言では源氏の世界では問題にならないと
鼎談だからこんな本音トークができたのでしょう 源氏物語に先立つ長編小説というので私も一応宇津保物語は読みましたがつまらなかった でも古典の先生方は一目おかれているから何も言えなかったけどこれが本音なんですね 腑に落ちました で 思ったのだけれど やっぱり源氏物語は帝の話だからです
そこを外したら紫式部の真意がわからなくなる 道長が光源氏では左大臣だからダメなんですよ と 私は言いたい というか 私が華鏡に書こうとしている紫式部の真意がこれで裏付けられたと思って安堵しました この鼎談集 今迄随分と源氏物語についての本を読んできましたが はじめての視点ばかり
7月6日
おはようございます 今年最初のカサブランカ 暑くてベランダに咲いていても見る機会ないから切って飾りました 大好きな花 大好きな映画 カサブランカ 都知事選最終日に咲いてくれました 蓮舫さん 一人街宣の方々 初めて見る日本の民主主義 すべてに感謝して応援します
7月7日
(都知事選当日)
7月8日
おはようございます 私は今回の選挙はこういう写真(立憲民主党蓮舫さん・社民党党首福島瑞穂さん・共産党当主田村智子さん・杉並区長岸本聡子さん方が一枚の写真に笑顔で一緒に)を残すことのできた 歴史的瞬間の 超超超貴重な最大に素敵な選挙だったと思います 絶対にこの効果は今後に生かされます 蓮舫さん ほんとうにお疲れ様でした そして ありがとうございます 心からの感謝を込めて