2025.3.25 『華鏡』の次の章は、高倉天皇の生涯になります
3月25日
建春門院滋子さんの章を終わって 次に高倉天皇の章を入れようと思ったのは 高倉天皇が建春門院滋子さん所生の皇子だからですが 建御前の『たまきはる』を読んでいて小督が滋子さんに仕える同僚だったと知り 驚いたからでした
高倉天皇は母滋子さんの御所に出入りしていて小督を見初めたことになりますね そんなこと 今迄平家物語での小督との悲恋しか知らなかったから興味を引かれ 何歳くらいの年からのできごとだろうと高倉天皇の年譜をつくりました 興味深い結果が出ています
建春門院滋子さんの章の次に 源光行が源氏物語研究に多大な恩恵を受けたとする四人の公卿の章をつくろうと思っていました 後徳大寺実定 藤原俊成 吉田経房 源通光 の四人です じつは建春門院滋子さんの章を書くより先に光行の章を書いていたのですが この四人の恩恵を受けたと書いたら四人について一人ずつ説明を入れなければならず つまらなくなって止めたのでした
高倉天皇の章を書くことになったら そうか この四人はみんな高倉天皇の章にエピソードとして入れられる となり それをこれからします