2008.4.12 HP【2008年春 桜】に桜の写真をまとめました!

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 ほとんどこのブログに載せたとおりですが、一括してまとめました。素敵な春の思い出です。

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2008.4.10 井の頭公園の桜の写真・・・水際

078 173 212 214 219 268 294  井の頭公園の桜の写真もこれで最後です。これもオシドリを撮った日のものです。ほんとうに、振り返ってみれば最高の日でした。その後は曇ったり、晴れたら花が散り終わっていたり・・・

 水面(みなも)・水際(みぎわ)・・・水辺の光景はほんとうに素敵です。花も単体だとただの「桜」ですが、水辺にあると「光景」になり、自然の景物のひとつとして宇宙化します。写真は、「物」を撮るのではないのですね。

 今まであまり身近過ぎて井の頭公園の桜を撮るのを避けてきました。でも、ブログに毎日更新と決意表明したおかげで、桜といっしょに「自然の景物」を楽しむことができました。美しい日本の自然に感謝して井の頭公園の桜の連載を終了させていただきます。次は、五月に入ってから孔雀の連載を・・・と思っているのですが、できたらいいですね。頑張って撮りにいきましょう!!

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2008.4.9 井の頭公園の桜の写真・・・見事な花筏

120 127 174 182 195  井の頭公園の桜ももうすっかり散って、残っているガクの赤みで木がほんのり染まっています。

 オシドリを撮ったこの日がおそらく最高の見ごろだったのでしょう。木に花は咲き誇り、風に花びらがひらひらと舞い、散った桜に池の水面が埋め尽くされて・・・

 時間がないこともありますが、たぶん、行ってももうこれ以上のショットは望めないという気持があって、その後撮りに行っていません。この日はほんとうに目も彩な世界でした。今日は花びらで埋め尽くされた水面をまとめておきます。

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2008.4.7 井の頭公園の花びらの水面にカイツブリも・・・動画風に

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2008.4.6 井の頭公園の桜の花びらの絨毯を進む番のオシドリ・・・動画風に

017 018 019 020 026 028 029 034 035 037 040 042 049  通常、オシドリというと思い浮かぶ綺麗な羽根の鳥はオスです。メスは地味で、馴れないとカモと見分けがつきません。あれだけ綺麗なオスだから、さぞかし優位かと思いきや、最後までメスがリードしていました。

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2008.4.5 井の頭公園の桜の写真・・・眠りながら流れてきた鴨・4コマ漫画風に

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 丸くなって眠っている鴨が流れてきました。首を背中の羽根のなかに埋もれさせて。

 花びらで埋まった水面に航跡をつけて・・・

 でも、ホントに眠ってるの? もしかして、ホントに生きてる?

 ちょっと、心配・・・

 と思ったら、何事もなかったように起きて、戻ってきました。

 そして、何事もなかったように、去っていきました・・・

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2008.4.5 井の頭公園の桜の写真・・・花びらの絨毯の水面

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 水面(みなも)という言葉の響きが好きです。そして、撮りに出て水場があると、気がつくと水面に見入って水の動きを撮っています。水面は風の動きを伝え、水中の生き物の棲息を伝え、ひとつとして同じ表情を見せず、見ていて飽きることがありません。

 桜の季節、花が終わりに近づくと、公園の水面が散った桜で埋め尽くされます。それを撮るのが楽しみで、豪華な花を撮りながら、その時期を待つのが習慣になっています。

 でも、今年は花を中心に撮っているので、時間帯が合わないのか、いつものピンクに埋め尽くされた花びらの絨毯に遇っていません。この花びらの絨毯を花筏と呼ぶことは、今年はじめて知りました。今年の花筏のベストショットはもうこれくらいかなあと、寂しいけれど仕方なくこの数枚をご紹介することにしていました。昨日載せたのと同じ日の撮影です。これはこれで風情ありますが、桜にも夕暮時にはこういう表情があるんですね。

 でも、今朝、別の時間を狙って公園に行きました。もう、目が覚めるほどの見事なピンクの絨毯のショットが撮れました。しかも、待っていたオシドリまで。明日、ご紹介させていただきますね。

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2008.4.4 井の頭公園の桜の写真

001 038 051 062 087 092 105 107 110 158  昨日の井の頭公園です。桜は最盛期を過ぎて大分茎の茶色が目立ってきました。これから葉桜の緑が揃うまで、どんどん見頃が失われていきます。

 最初は花の終わるのを見届けるまで撮ろうと思ったのですが、桜はやはり華やぎの美学が似合う花。散る風情は綺麗ですが、散って去られた木はさびしいですね。撮影は今後井の頭公園に限らないで、枝垂れや八重の咲き誇ったところを探して歩きます!

 以前は散った花びらが池に溜まって水面を覆い尽くし、翌朝などは、誰もいない池に花びらのピンクの波が静かにたゆたって風情がありました。でも今は毎日ゴミさらいしているのでしょうか。散っているはずなのに、水面にあまり花びらが溜まっていません。花筏の写真は撮れないかも・・・

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2008.4.2 「この木なんの木・・・」候補みたいな桜たち

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 でも、先日訪ねたときは日曜日の、しかも真昼。家族連れのお弁当タイムで人が入らないショットを撮るのは到底無理。それで晴れた日の朝撮りに行こうときめていました。

 正確にいえば井の頭公園の続きというか、はずれのような場所ですが、さすがここまでは足を延ばす人もなく、美術館もまだ開館前だったので、思ったとおりに人が一人も入らないショットを納めることができました。育ったら、さぞ見事な光景になるでしょうね。楽しみです。

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2008.4.1 日本で唯一! 野川の600メートルもの桜並木のライトアップ・・・とにかく綺麗でした。

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 野川は国分寺市恋ケ窪に発し、小金井市、三鷹市、調布市、世田谷区を通って多摩川に合流する東京都の川です。東京にしては珍しい、自然の風情が残るその名どおりの可愛らしい川です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E5%B7%9D_(%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD)

 その調布市に入って流れる野川の両脇に、染井吉野が満開。毎年一日だけそのライトアップが成され、今年は4月1日でした。

 私は今年はじめて知ったのですが、もう18年も続いているのだそうです。なんでも、その地域にあるアート・システムさんという会社が、最初はご自分たちのお花見の宴会用に一本だけライトアップしたところ、付近の住民の方から「素敵だった・・・」との声が寄せられ、ならば今年は数本を・・・と、その会社の方が年々増やしていかれて、気がついたら600メートルにも及ぶ長~い桜のトンネルのライトアップになっていたとか。それはもう、息をのむほどの素晴らしさでした。

 照明は、実際に映画やテレビの撮影に使っているという日中の太陽光に限りなく近いという器具。それを川床にずらっと幾つも幾つも並べて、下から両岸の桜を照らしだしていました。その照明器具は雨に弱いので、絶対に降らない見極めと開花状況を見定めて日を決めるのだそうです。一夜だけなのに数百万はかかるとか。いくら住民の方に評判がいいといっても、凄いことだと思います。

 京都の桜とか、名園、名木の桜はいろいろありますが、これだけ長いライトアップは、ほんと、日本で唯一なんでしょうね。最初は狂喜して撮りっぱなしでしたが、いつのまにか、撮るのはもういい、ひたすら見るだけにして満喫しようという気持ちになっていました。観光地化してなくて、歩いている人はほとんどが普段着の家族連れ。商業化もしてなくて、ただのどかに歩くだけ。ゴミの散らかりようもありません。とっても清々しい気のするお花見でした。まさに、こんな世界があるんですね・・・

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